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お気に入りのカメラ

2008年01月09日 10:38

お気に入りのカメラを2台持っている。
一台は銀塩、もう一台はデジタル(銀塩ってのはフィルムなんかを使うカメラのこと)。
銀塩の方は一眼レフ、デジタルの方はコンパクトだ。
銀塩一眼レフはペンタックスのMZ-3。
一度イスラエルで盗まれて、これが2代目だ。
マニュアルがとにかく使いやすいうえに小さく軽くて、別のカメラに変える気が起きなかった。

コンパクト・デジカメは、このサイズでフォーカス、絞り、露出、ISO感度、すべてをマニュアルで操作できる珍しいカメラ、パナソニックのLX-2。
こいつはなんといってもカッコいい!
本体はもちろん、撮れる写真もカッコよくて、肉眼で見る以上にカッコよく撮れてしまう。

この2つのカメラを使い分けるとね、本当に楽しい。

普段はなんといっても一眼レフがおもしろい。
コンパクトの何がいやだって、フォーカスするまでの時間が長すぎる。
かといってマニュアルでやろうにも、コンパクト・デジカメのマニュアル・フォーカスはあまりに使いにくい。
個人的に、写真を撮影する時間は極力0に近づけたいので、もたもたしている時間がいやでいやで仕方ない。
さらに絞りの広さ、開放したときの表現力の強さ、描写力と、やっぱり写真を楽しむなら一眼レフでしょ、という楽しさを感じる。
それにフィルムなら、デジカメのように勝手に色を判断して変えられてしまうなんて被害も少なくすむ。

でも、旅行に行ったときなどに便利なのはコンパクト・デジカメだ。
持ち運びやすいからってわけじゃない。

実は旅先で写真を撮影するのが大嫌いだ。
たとえば先日宮島に行ったが、あの苔むした原生林の神々しいまでに凛とした空気観と、その大自然をいっそう美しく神秘に引き立てる厳島神社の人工美。
苔が雨に濡れて妖しく輝く姿、雨が去り山を覆っていた霧が晴れると湧き上がる大地の香り、太陽が顔を覗かせると満天の星のようにキラキラ輝き出す水滴。
そういったものに触れていると、過去、なぜあの場にあんなものを造ったのか、人々の想いがとてもよく伝わってくる。

だから、空気とか音とか色とか香りとか、そういったものを身体全体で感じたいのだが、カメラを出した瞬間にその感覚が破棄される。
景色を切り分けて「どこをどう撮ったら美しいか」なんてことを考えてしまうし、「人がいなくなったら」「雲がもう少し動いたら」とか、どうしても余分なことを考えてしまう。
これが海外の田舎なんかだとカメラを忌まわしいものだと考えている人も多いわけで、とにかくそうやってカメラが場との一体感を壊してしまうのだ。

そんなとき、カメラを構えずコンパクト・デジカメでチャチャっと撮ると被害が最小限ですむ。
その場のすべてを写真が表現できるはずもないので、自分にとって旅先での写真など、その場の空気を思い出すための道具にすぎない。

だから、家の周りでじっくりアート的な写真を狙うなら銀塩一眼レフ、旅先に持っていくならコンパクト・デジカメと、使い分けるようになってきた。
フィルムとデジタル、保存方法がまったく違うのがめんどうだけれども、このコンビ、イチ押しです。
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