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2008

2008年01月04日 15:09

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年は何をしようか……と言ったところで、基本、これまでと変わることはないでしょう。
現在、私には4つのすること、すべきこと、したいことがあります。
まず2つは仕事です。

普段、出版社で編集の仕事をしています。
雑誌や本の構成を考えて、デザイナーやカメラマン、ライター、イラストレーターらを使いながら具体的な誌面を作り上げる仕事です。

夜、フリーでライティングの仕事をしています。
物書きです。
こちらは月4本のレギュラーの他に、だいたい毎月いくつか雑誌や単行本の原稿を書いています。

他の2つは個人的な活動です。
もう5年ほどになるか、過去人間がどんなことを考えてきたのか、どんなものを書いてきたのか知るために、ギリシア時代から現代に至る主な本をすべて読みたいと思って計画を進めています。
実はこの計画、哲学・社会学・科学の分野を一度は終えたので終了しようと思ったのですが、文学を読むためにふたたびギリシア時代からはじめて、いまへルマン・ヘッセまでこぎつけました。
ヘッセの本を読んではノートにまとめているわけです。
これ、楽しくって仕方がないのですがキリがないので、できれば今年中に終らせて、自分自身で書く方向に持っていくというのが今年の目標です。

最後がその今年の目標、個人的な書き物、作家活動です。
書いていないわけではありませんが、以上の3つをやっているとほとんど時間がないのが実情で、なかなか進みません。
が、上記3つはすべてここに注がれる川。
海も充実してきたので、そろそろこちらを本格的にはじめたいなと思っています。

これらが自分がいまいちばんやりたいこと、やるべきことであり、これ以外で飯を食おうと思っていないし、やりたいことばっかりやっているので、特に趣味などというものも必要としていません。

ただ、「書く」といっても問題は「何を」書きたいかです。
著名な哲学書が分厚くて難解であるように、これを書こうと思うと膨大な分量とやたらと難しい語彙を必要としてしまいます。

ちょうどいま読んでいるヘッセが言うとおり、実はそれは書けるものではありません。
音楽でも絵でもなんでもそうですが、アーティストたちが過去本当に表現しようと思ったものはすべて、いっさい言葉にできないものであり、論理を超えたものであり、思考外のものであり……というように、「論理」とか「思考」とかいう厄介な言葉を使わざるをえなくなってしまいます。

しかし、実はとても簡単なこと。
そこらじゅうに、いま自分の目の前にも無数に転がっているものです。
たとえば色であり、香りであり、肌触りであり、音であり、味であり、そういったもの。
あるものは美しくあるものは心地よく、でもあるものは醜くあるものは気持ちが悪い、そういうものです。

本当は、何かを書くということも、どうでもいいことなのかもしれません。
ただそういうものに身を寄せていたいというだけです。

でもそれをこの東京で生きる力に、お金に変えるためにはどうしたらいいかと考えたとき、書くことがいちばん直接的だと思いました。
本当はね、普通に生きることこそがそうしたものに身を寄せるということにつながるのですけれどね。
それができない自分には、その代償として「書く資格」があまりに明確に提示されていたわけです。

そういうものに身を寄せるために、今年もおいしいものをよりたくさん食べたいと思っています。
美しい絵や映画を見て、サルサをうまくなって、もっともっとエロくなろうと思っています。
そしてそれらすべてを笑い飛ばしたいと思っています。

なにやらよくわかりませんが、そんな感じで今年も1年、よろしくお願いいたします。
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