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第37回世界遺産委員会

2013年06月28日 13:29

6月16~27日まで、カンボジアのプノンペンで第38回世界遺産委員会が開催されていたわけですが、UNESCO(ユネスコ=国際連合教育科学文化機関)はその様子をネット中継していました。
ぼくはちょうど富士山の審議のときに見ていたのですが、いやー、ビックリしました。
ICOMOS(イコモス=国際記念物遺跡会議)による発表のあと、次々と他国の委員が三保の松原の除外に反対する声明をはじめました。
英語以外の人も多かったので半分以上は理解できませんでしたが、ほとんど三保の松原の話しか出ないほど。
日本のロビー活動のたまものであることはすぐに理解できました。

ただ、三保の松原の景観が北斎や広重に影響を与え、それがセザンヌやゴッホを介して西洋絵画の歴史をも変えたことを語る委員もいたりして、発言者の関心のレベルが高くてなかなか説得力がありました。
三保の松原が登録基準のどこをクリアしているのか等々思うところはあるのですが、静岡出身のぼくにとってとても馴染みのある場所でもありますし、やっぱりうれしいものですね。

静岡県について、次の世界遺産候補は韮山反射炉になりそうです。
日本の世界遺産暫定リスト記載の「九州・山口の近代化産業遺産群(岩手、静岡、山口、福岡、熊本、佐賀、長崎、鹿児島)」に含まれています。
推薦名称は「日本の近代化産業遺産群-九州・山口及び関連地域」とかに変えるようですが。

2014年は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産挑戦が決まっています。
文化遺産は1か国年1件の推薦しかできないので、現在2015年の推薦枠を巡って近代化産業遺産群と、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産(長崎、熊本)」「北海道・北東北の縄文遺跡群(北海道、青森、秋田、岩手)」「百舌鳥・古市古墳群(大阪)」の4件で争っているところです。

しばらくは毎年日本の世界遺産挑戦が続くかもしれませんね。

[関連サイト]
   2013年新登録の世界遺産
   富士山-信仰の対象と芸術の源泉
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