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27年目のインディ・ジョーンズ

2008年06月22日 00:00

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を見た。
あのテーマ曲だけでやられた。
なんたってあのシリーズ、特に第1作目『レイダース/失われたアーク<聖櫃>』は小中高時代を通じていちばん好きな映画だったから。
そして人生の節目節目にあのシリーズが登場してきたから。
自分がああいう映画が好きだったのか、ああいう映画をぼくに見せたかったのか知らないが、オヤジは『スター・ウォーズ』とか『E.T.』とか、ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグの映画はほとんど見につれていってくれた。

まだ覚えている。
『レイダース』の同時上映は『マッドマックス2』。
超A級ハリウッド映画と、伝説的B級映画の2本立て。
いま考えるとすごい組み合わせだ。

ぼくは小学校5年生。
あの頃から宇宙の謎とかを考えるのが好きで、世界の秘宝なんかが好きで、いつか世界一周をしたいとか考えてて、そして『レイダース』にはそのすべてが詰まっていた。
興奮しないはずはなかった。
ジョーンズ博士になりたい!

あれから27年。
インディ・ジョーンズとぼくの間には、もう映画がおもしろいとかどうとか、そういうものを遥かに超えたものがある。
たとえばあのテーマ曲を聴くといろんな情景が思い浮かんでくる。

父親はせっかちで、映画が終わる前にどんどん中に入っていくから、ぼくは『レイダース』のクライマックスを最初に見てしまった、そんな景色。
映画音楽マイ・ベストみたいなカセットテープを何本も作っていたけれど、必ず最後はインディ・ジョーンズのテーマで、それを繰り返し繰り返し聴いていた、もういまはない昔の家の兄弟の部屋の景色。
世界一周を実現し、『最後の聖戦』のロケ地であるペトラのホテルで、映画を見てからジョーンズ博士になりきって遺跡を見に繰り出した、ペトラ遺跡の景色。

27年の中には、ぼくとあの映画が、あのテーマ曲がリンクしたシーンがいくつもあった。
もし27年前に『レイダース』を見に行っていなかったらと思うとゾッとする。

オヤジには本当に感謝している。
同時にちょっと申し訳ないな、とも思っている。
すまんなオヤジ、初志貫徹してこんな人間になってしまって。
でもなんとなくわかるだろ?
『クリスタル・スカルの王国』見てドキっとしたろ?
背中見てんだよ。

それにしても27年か。
早い。
早いな。

『スター・ウォーズ』なんか1977年公開だからもう31年か。
当初の予定では9部作。
ジョージ・ルーカスは最初の3作が終わった時点で9作は作らないと宣言したが、ご存知の通り『エピソード1~3』が作られて、これで6作が終わったことになる。
きっとあと3作も考えてるはずだ。
するってーと、完結までにあと10年はかかるな。
ならば並行してインディ・ジョーンズ・シリーズも続くんじゃないかな。
なんとなくだけど。

歴史ってこういうものなんだ、と最近思う。
ちょっとした瞬間がやがて大きな流れになる。
ちょっとした瞬間が生涯を美しく彩ってくれる。

ならばいまのこの何気ない瞬間もやがて大きく成長していくわけで……
そう思うとね、この永遠の瞬間が愛しくてたまらなくなるのです。

映画としての評価はしないことにするけれど、最後のシーン、そういう意味でかなりグッときたよ。
風が吹くところ。
髪をとかすところ。

なんか、出会えてよかったよ。
そんな感じ。
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