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エッセイ1 昔昔の彼女の物語

2007年01月03日 23:51

フィクションなのか、
ノンフィクションなのか、
さてさて。

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誰にも話したことのない物語。
ずっと隠しておきたかった物語。
でも、どうしても書きたかった物語。

どうかどうか、彼女が幸せでありますように。

 * * *
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エッセイ2 キリマンジャロ・コーヒー

2007年01月04日 00:00

朝5時。
モシのホテルの最上階で空を眺めていた。
満天の星空の一部にポッカリと穴が開いている。
空が白みはじめると、水墨画のような淡い稜線が少しずつ姿を現す。
空は黒から赤へとグラデートをはじめ、墨色が原生林の深い緑に着替えだす。
雪に覆われた山頂が朝日をいち早く受けてダイヤモンドのように輝いている。
キリマンジャロ――スワヒリ語で「輝ける山」。
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エッセイ3 アフリカ時間

2007年01月05日 00:10

朝4時45分に起きてバスを待つ。
昨日は日が落ちるまでバスを待ったが結局こなかった。
モザンビークに入って英語がまったく通じなくなり、バスが出る曜日も時間もわからない。
時刻表もないし、そもそも予定なんかないのかもしれない。
バス停でゴザを引いて待っていると、おじさんがゼスチャーで「バスはない」みたいな振りをする。
別のおじさんは「6時だ」というような仕草をする。
結局8時まで待ってもバスはこなかった。
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エッセイ4 太陽の東、月の西

2007年01月06日 00:00

ある朝、タハイの芝の上に座り込み、水平線を見つめていた。
水平線ははるか彼方で丸まって、そのまま視界から消えてゆく。
地球は丸い。
自明だ。
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エッセイ5 クメールのほほ笑み

2007年07月24日 00:00

アンコール。
プノン・バケンを歩いていた。
とてもかわいらしい、でもくすりとも笑わない不思議な少女に出会った。
物売りをしているおそらく5歳前後の少女。
彼女は小さな弟と一緒に、ミサンガのような腕輪を売っていた。
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エッセイ6 270度の虹

2008年04月16日 09:59

ある宿でけっして傘をささないイギリス人に出会った。
どんなに雨が降っていても彼はそのまま宿を出る。
ぼくは尋ねる。
傘貸そうか?
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